大谷翔平選手の愛犬「デコピン」
ファンの間ではすっかり有名になった存在ですが、「どうしてそんなユニークな名前なの?」「犬種は何だろう?」「デコピンは保護犬?」などといろいろ気になっている方も多いはず。
そこで、当記事ではユニークなデコピン名前の由来とデコピンの犬種について、大きさや値段や飼いやすさなどを徹底調査しました。
大谷選手は「デコピン」という名前を会社にも使っており、その背景にも注目が集まっていますね。
今回は大谷翔平選手とデコピンの心温まるエピソードも交えて、「デコピン」にまつわる徹底解説をお届けします!

デコピンの犬種に興味がある方も必見です
この記事でわかること
- デコピン名前の由来
- デコピンは保護犬?噂の真相
- デコピンの犬種はコーイケルホンディエ
- コーイケルホンディエの原産国、大きさ、値段
- デコピンがビーグルに間違えられる理由
- デコピンがキャバリアに間違えられる理由
- コーイケルホンディエの飼育の注意点
- 大谷翔平とデコピンの心温まるエピソード
- 大谷翔平のデコピン社とは?
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デコピン名前の由来

大谷選手は、ブリーダーが名付けていた名前「Decoy(デコイ)」の響きを残しつつ、より日本語的で親しみやすい「デコピン」と名付けたと語っています。
犬は元の名前と違いすぎる名前を呼ばれると、混乱してしまうことがありますので、もしかしたら大谷選手はこのことを考慮して名付けたのかもしれませんね。

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アメリカでの呼び方
アメリカでは「デコピン」という発音が難しいため、大谷選手は「Decoy(デコイ)」という呼びやすい名前で紹介しています。
「デコイ」の意味
「Decoy」は「おとり」という意味があり、犬種であるコーイケルホンディエが「ダッチ・ディーコイ・スパニエル」と呼ばれて鴨猟でおとりの役割を果たす犬として活躍していたことに由来します。
「デコイ」=コーイケルホンディエの別名
「デコピン」という言葉の響きに、日本ではおでこをデコピンするイメージが重なりユーモラスな印象を受けますが、デコピンの名前の由来はしっかりしたストーリーがありました。
デコピンは1,648位(犬の名前ランキング)
2024年の犬の名前ランキング(アニコム損保)ではデコピンは総合ランキング1,648位でした。
人気の犬の名前ランキングについての記事はこちらです。

デコピンの犬種「コーイケルホンディエ」について

デコピンの犬種は、オランダ原産の「コーイケルホンディエ」
鮮やかなオレンジと白の被毛、大きな垂れ耳、そして愛嬌たっぷりの表情が特徴です。
性格はとても明るくフレンドリーで、飼い主に忠実。さらに学習能力も高く、しつけやトレーニングにもよく応えます。
コーイケルホンディエは猟犬として育てられましたが、家庭犬としても適性が高いですが、日本ではまだ珍しい存在です。

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デコピンの犬種(コーイケルホンディエ)の特徴
- 原産国:オランダ
- 大きさ:体高35〜40cm、体重9〜11kgの中型犬
- 性格:明るく、活発で、飼い主に従順
- 値段:30〜60万円ほど(希少性から高額になることも)
明るく賢い忠実な犬
コーイケルホンディエは、明るく陽気で遊び好きな性格をしています。飼い主や家族に対して非常に愛情深く、忠実で、一緒に過ごすことを何よりも喜びます。非常に賢く、飼い主の指示をよく理解するため、しつけやトレーニングもしやすい犬種です。褒めて伸ばすしつけ方が向いています。
繊細で用心深い一面も
猟犬としてのルーツから、知らない人や他の犬には警戒心が強く、すぐには懐かないこともあります。
感受性が豊かで繊細な部分も持ち合わせているため、叱るよりも褒めて接してあげることが大切です。
子どもや他の犬とは仲良くできる穏やかな性格ですが、番犬としても優秀です。
中型犬に分類される体格
コーイケルホンディエは中型犬に分類されます。
体高は、男の子は約37~42cm、女の子は約35~40cmが理想的なサイズとされています。
体重は、 個体差はありますが、おおよそ9~12kgが平均的です。
スラリとした体型ですが、元猟犬のため筋肉はしっかりついています。
希少なため高価な傾向
コーイケルホンディエは日本でも登録頭数が少ない希少な犬種のため、価格は高めです。
相場: 約30万~60万円程度。
直近1年間の平均: 約74万円(最高値108万円、最低値44万円)というデータもあります。
価格は、毛色、血統、月齢のほか、犬種スタンダードに近いかどうかといった要素で変動します。
希少な犬種のため、なかなか出会う機会がない場合は、ブリーダーに直接問い合わせて予約する方法が一般的です。
参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Kooikerhondje
参考:みんなのブリーダー
https://www.min-breeder.com/magazine/16753
デコピンに似ている犬種
コーイケルホンディエは日本では珍しいため、よく他の犬種に間違われます。
また、コーイケルホンディエに似ている犬種を探す方も増えているようです。
ビーグルに間違えられる理由

ネット上で、デコピンはビーグルに間違えられることがよくありました。
- ビーグルの特徴
イギリス原産の中型犬。体重8〜14kg、三色の被毛、垂れ耳が特徴。猟犬としての歴史があり、活発で好奇心旺盛。 - 間違われやすい理由
体格や垂れ耳、白×茶色の模様が似ているためでしょう。
キャバリアに間違えられる理由

キャバリアにもよく間違われているようです。
正式名称は、「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」
コーイケルホンディエと同じスパニエル系です。
- キャバリアの特徴
イギリス原産の愛玩犬。体重5〜8kg、小型〜中型。大きな瞳と優しい顔立ちが魅力。 - 間違われやすい理由
顔立ちがかなり血はいますが、毛色や耳の長さが似ていて、見慣れない人には区別が難しいかもしれません。
デコピンは保護犬か?
デコピン保護犬説の噂の真相
さて、大谷選手の愛犬デコピンが保護犬であるという噂が流れましたが、真相はどうなのでしょうか?
現在までの公開情報を調べた限りでは、「デコピン」が保護犬であるという確定的な情報はありませんでした。
むしろ保護犬でない可能性の方が高いです。
理由としては、デコピンがコーイケルホンディエという希少犬種であることや、健康状態が良好であることも挙げられまるかもしれません。
しかし、デコピンと犬の保護活動にまつわる話があります。
デコピンについて公に報じられていることに、絵本の収益を犬の保護活動を行う非営利団体の支援に充てるという発表がありました。
この事実から、「支援者」側としてデコピンのストーリーが保護犬支援の一環に使われている可能性が見えてきます。
この活動は、デコピンを通じて社会貢献を行うスタンスであり、ファンや社会に対して動物福祉を意識させる方法に繋がることになるはずです。
デコピン」という名前の保護犬について
大谷選手の愛犬デコピンの話題を受けて、同じ「デコピン」という名前が付けられた保護犬も存在します。
例えば、多頭飼育崩壊から保護された子犬 や、大谷選手の愛犬と同じような毛色のチワワ に「デコピン」という仮名が付けられた例があります。
大谷選手の愛犬が有名になったことで、保護犬の里親探しにも注目が集まるきっかけになっていると考えられます。
このようなことで「デコピンは保護犬」と誤解されて噂となった可能性があります。
大谷翔平とデコピンのエピソード
孤独なリハビリを救った存在
「ずっと一人暮らしで本当に誰もいなかった」 と語る大谷選手にとって、デコピンは「常にそばにいて、愛情を示してくれる存在」 となりました。
初めて犬と暮らす経験に「一人という感じでもないので、それが新鮮」 と感じ、「手術後に散歩に行くのは気分転換になり、新鮮でとても楽しかった。
(前回のリハビリ期間よりも)短くなったような気がしている」 と、デコピンがリハビリ期間を乗り越える大きな支えになったことを明かしています。
ともに過ごす時間
大谷選手はデコピンと「一緒にリハビリを頑張り、いつも一緒に寝ている」 と語っています。
家の前にあるドッグランに一日2回連れて行ったり、トレーニングやランニングの時もデコピンと過ごすことが多いなど、常にデコピンと行動を共にしています。
ドジャースも認める愛犬家
大谷選手と契約したドジャースも、彼の愛犬家ぶりを深く理解していました。
交渉の際には、ドジャースをテーマにした犬用のおもちゃでいっぱいのギフトボックスを大谷選手に贈り、それを開けた大谷選手がすぐに笑い出したことから、チームとの絆を深めるきっかけにもなったと言われています。
デコピンと赤ちゃんのエピソード
そして2024年の春、大谷選手は妻・真美子さんとの間に長女が誕生したことを報告しました。
デコピンは、大谷一家にとってかけがえのない大切な家族の一員となっています。
大谷選手がSNSで公開した長女の足の写真には、デコピンも一緒に写っており、「お兄ちゃん」になったデコピンの姿が多くのファンを和ませました。
真美子夫人も「お昼寝をしている娘さんにデコピンが寄り添って一緒に寝ている写真がお気に入り」だと語るなど、デコピンと娘さんの微笑ましい交流が日々生まれているようです。
コーイケルホンディエの飼育の注意点

大谷翔平選手の愛犬「デコピン」と同じ犬種、コーイケルホンディエを実際に飼ってみたい!と思う方も多いでしょう。
しかし、希少犬種であることや性格の特徴を理解しておかないと、思わぬギャップを感じてしまうかもしれません。
ここでは、コーイケルホンディエを迎える前に知っておきたいポイントを解説します。
1. 運動量が多い
猟犬としての歴史を持つため、エネルギッシュで運動が大好き。
1日1〜2回の散歩だけでは足りず、ドッグランや広い場所で走らせてあげる必要があります。
運動不足はストレスや問題行動につながりやすいので注意です。
コーイケルホンディエは寂しがり屋な一面もあるので、家族と一緒に室内で過ごすのが望ましいです。
2. 被毛の手入れが必要
被毛は柔らかい中長毛のダブルコートで、耳には飾り毛があります。
抜け毛は中程度ですが、換毛期には大量に毛が抜けます。
週に1~2回程度のブラッシングと、月に1回程度のシャンプーで、美しい被毛を保つことができます。
特にしっぽなど毛の長い部分は、こまめにコームで梳かしてあげましょう。
3. 社交性と甘えん坊気質
とても人懐っこく、飼い主にベッタリなタイプ。
長時間の留守番は苦手で、分離不安を起こすことがあります。
留守が多い家庭よりも、家族と過ごす時間が多い環境に向いています。
4. 知能が高く学習能力が高い
頭が良く、飼い主の行動を観察して覚えるのが得意。
その分、しつけやトレーニングを怠ると「自分流ルール」を作ってしまうことも。
ポジティブに褒めながら育てるのがコツです。
5. 健康管理と遺伝的疾患への注意
第二次世界大戦中に絶滅寸前まで数が減り、わずかな個体から再興された歴史があるため、遺伝的な疾患が見られる場合があります。
特に眼疾患や関節疾患、内分泌系疾患、そしてフォン・ヴィルブランド病(血液凝固異常)などが好発する傾向にあります。
大谷翔平が設立した「デコピン社」

実は「デコピン」という名前はビジネスの世界にも登場します。
大谷翔平選手は、2023年10月にアメリカのデラウェア州に「Decopin LLC」という会社を設立しました。
この会社は、本人の資産管理や将来的な事業展開を見据えたものとされています。
愛犬の名前を冠することで、ビジネスでありながらも、親しみやすくユーモラスな企業イメージを創出したいという大谷選手の意図が込められていると考えられます。
- 目的:資産管理、不動産事業、将来のスポーツ関連事業など
- 拠点:ロサンゼルス・ハワイ・日本にも展開
- 岩手県奥州市でも法人設立:「株式会社Decopin」として不動産売買を中心に活動
まとめ:【デコピン名前の由来】大谷翔平の愛犬を徹底解説〜犬種・サイズ・値段は?
- デコピンの名前の由来は犬種コーイケルホンディエの別名「デコイ」から
- デコピンは保護犬という噂が流れたが間違いの可能性が高い。
- 犬種はオランダ原産の中型犬のコーイケルホンディエ。値段は30〜60万円ほど
- コーイケルホンディエは性格はとても明るくフレンドリーで、飼い主に忠実。
- デコピンはビーグルやキャバリアと間違えられやすいがそれぞれ違った特徴を持つ。
- 大谷翔平とデコピンの絆は、リハビリの支えから家族の一員へ。感動エピソード多数。
- デコピン社は資産管理と事業展開のために設立された法人で、愛犬の名前を冠している。
今回は大谷翔平選手の愛犬デコピンの名前の由来から、犬種の様々な特徴まで徹底解説をしました。
デコピンは日本ではちょっと珍しい犬種のコーイケルホンディエ。
とても明るくフレンドリーで、飼い主に忠実で学習能力の高い犬種です。
デコピンは、大谷選手のリハビリを支え、家族を癒す存在となり、さらに「デコピン社」としてビジネスの象徴にもなりました。
愛犬から生まれたエピソードが、野球・家族・ビジネスにまで広がっているのは、大谷選手の人柄そのもの。
これからも「デコピン」という名前は、大谷翔平とともに歩み続けていくでしょう。
日本の誇りである偉大なメジャーリーガーが、愛犬とのエピソードを語ることも保護犬の活動の貢献に繋げることも私たち犬の飼い主にとっても喜ばしいことですね。