愛犬の肉球、気にかけていますか?
愛犬の健康を考えるうえで、肉球のケアは意外と見落とされがち。
肉球は、犬にとって靴の役割を果たす大切な部分であり、衝撃を吸収し、歩行時のグリップ力を高め、暑さや寒さから足を守る役割を持っています。
しかし、乾燥や傷、火傷などのダメージを受けやすく、適切なケアを怠るとひび割れや炎症の原因となることもあります。
本記事では、肉球の役割やトラブルのサイン、日常ケアの方法からおすすめの肉球クリームまで、愛犬の足元を健康に保つための知識をまるごとお届けします。
シニア犬はもちろん、すべての犬に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
犬の飼い主歴18年のホリステックケアカウンセラー

肉球クリームの作り方もお届けします!
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この記事でわかること
- 犬の肉球の大切な役割
- 習慣にしたい犬の肉球のケア方法
- 注意したい犬の肉球のトラブル
- 犬の肉球クリームでの保湿ケア
- わが家の手作り肉球クリームレシピ(オリジナル)
- おすすめ肉球クリーム「パナズー・パウケアクリーム」
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犬の肉球の大切な役割

肉球の構造
犬の肉球は、いくつかの部分で構成されています。
- 指球(しきゅう):指先にある小さな肉球
- 掌球(しょうきゅう):中央にある大きな肉球
- 手根球(しゅこんきゅう):前足の裏側にあるクッションのような部分
- 爪:歩行時のグリップを助ける
肉球の表面は角質層で覆われており、皮膚よりも厚く丈夫ですが、ひび割れや乾燥を起こすこともあります。
肉球の主な役割
肉球は犬にとって、以下のような重要な働きがあります。
- 衝撃の吸収
歩行時の衝撃を和らげます。
アスファルトやフローリングなど硬い地面でも足にかかる負担を吸収し、関節を守ります。 - グリップ機能
滑りやすい場所でもしっかり踏ん張れるように、滑りにくくし安定した歩行をサポート。 - 断熱・断冷機能
地面の熱さや冷たさから足を守ります。
肉球は温度変化にある程度耐性がありますが、熱いアスファルトや冷たい雪道はやはりダメージの元になります。 - 汗腺がある唯一の場所
犬の足の裏には汗腺があり、発汗によって体温調整を助けます。
犬の肉球のお手入れ方法

日常的なお手入れと季節ごとのケアをまとめます。
日常的なお手入れのポイント
1. 足を清潔に保つ
散歩後は、ウェットティッシュや濡れたタオルで肉球を優しく拭きましょう。
特に雨の日や泥道を歩いた後は、しっかり汚れを落とすことが大切です。
2. 肉球の乾燥を防ぐ
乾燥が気になる場合は、犬専用の肉球クリームや天然のココナッツオイル、シアバターなどで保湿しましょう。
人間用のハンドクリームは犬には刺激が強すぎるため使用しないように注意が必要です。
犬の肉球クリームも肉球の乾燥を防ぎます。
3. 爪のチェックも忘れずに
肉球だけでなく、爪の長さも定期的に確認しましょう。
爪が長すぎると歩きにくくなり、肉球にも負担がかかります。
4. 定期的にマッサージをする
肉球を軽く揉むことで血行が良くなり、健康維持に役立ちます。
また、愛犬とのスキンシップの時間にもなります。
散歩後は足裏チェック&洗浄
散歩から帰ったら、必ず肉球をチェックしましょう。
特に小石や異物が挟まっていないか、アスファルトで火傷していないか確認します。
洗浄にはぬるま湯か、低刺激のペット用シャンプーを使用しましょう。
洗った後は、しっかりと乾かすことが大切です。
湿ったままにすると、菌が繁殖しやすくなります。
肉球まわりの毛をカット
肉球の隙間から毛が長く伸びていると、滑りやすくなり、関節や腰に負担がかかります。
シニア犬には特に注意したいポイントです。
ハサミで軽く整えるだけでも大きな違いがあります。月に1〜2回のペースでこまめに整えてあげましょう。
季節ごとのケア方法
夏の肉球ケア
- 熱いアスファルトに注意:夏場のアスファルトは非常に高温になり、肉球が火傷することがあります。
朝晩の涼しい時間に散歩するか、犬用の靴を履かせるのもおすすめです。 - こまめに保湿:夏は乾燥しにくいと思われがちですが、エアコンの影響で室内の空気が乾燥することもあります。適度に保湿しましょう。
冬の肉球ケア
- 乾燥対策を徹底する:冬は空気が乾燥しやすく、肉球もカサカサになりがちです。専用のクリームを使って保湿を心がけましょう。
- 寒冷地では凍傷に注意:雪の上を歩く際は、靴を履かせたり、散歩後にぬるま湯で足を温めると良いです。
雨の日の肉球ケア
- 湿気によるトラブルを防ぐ:濡れた肉球は雑菌が繁殖しやすいため、散歩後はしっかり乾かすことが重要です。
タオルやドライヤーの冷風を使って乾燥させましょう。
特に指と指の間が蒸れやすいです。

指周りが蒸れてしまうと「手舐め」をしやすくなり、皮膚トラブルの原因になります。
犬の肉球のトラブルに要注意!

トラブルが悪化する前に、初期症状を見逃さないことが大切です。
● 肉球の代表的なトラブル
- 乾燥・ひび割れ
加齢や冬の乾燥、夏の熱などが原因に。
放置すると出血や炎症を起こすことも。 - 火傷
真夏のアスファルトは70℃近くになることも。
短時間でも深刻なダメージになるため注意が必要です。 - 切り傷・刺し傷
公園や河原に落ちているガラス片、枝などで傷がつくことも。
出血やびっこを引いていたらすぐに確認を。 - 異物の挟まり
小石、ガム、草の種などが肉球に挟まり炎症を起こすこともあります。
トラブルを見つけたら、まずは優しく洗って清潔を保ち、必要であれば動物病院へ相談してください。

ワンコは少々痛くても痛いそぶりを見せないことも・・・
お散歩後に肉球をチェックしてあげると良いでしょう。
◆参考文献・情報元
- 日本獣医師会 https://www.javs.jp/
- アニコム損害保険 https://www.anicom-sompo.co.jp/
肉球クリームでしっかりケアしよう!
肉球を健康に保つうえで、保湿ケアは欠かせません。
特に乾燥しやすいシニア犬には、日々のクリームケアが大きな差を生みます。
● 肉球クリームの使い方
- 散歩やシャンプー後、肉球が清潔で乾いた状態で使用します。
- 指先に少量取り、肉球全体に薄く塗り広げます。
- 軽くマッサージするように馴染ませます。
● わが家の手作り肉球クリーム:オリジナルレシピ

天然素材で安心・安全な肉球クリームは、自宅でも簡単に作れます。

わが家の手作りクリームのレシピをご紹介します!
材料(使いきりやすい量)
- ミツロウ 2g
- ホホバオイル 20 ml
- 精油(アロマオイル):1滴(※犬に注意が必要な精油は使わない)
※精油はティートゥリーやラベンダーがおすすめですが、香りが苦手なワンコには精油は抜いてください。
※初めて使用するときは少量から試してください
作り方
- 耐熱ガラスの器にホホバオイルと蜜蝋を入れる
- お湯を張って沸騰させた鍋に器ごと入れ、割り箸でまぜながらミツロウをとかす。
- 少しかたまって白っぽくなったら、アロマオイルをいれる
- 熱湯消毒をした容器に入れて、固まったら完成!
冷蔵庫で1〜2ヶ月保存可能。

手作りクリームは少しベタつきますので、ワンコが滑らないように気をつけてあげてください
おすすめ肉球クリームはパナズー・パウケアクリーム
手作りの肉球クリームもいいけど、ちょっと面倒だな・・・
犬の肉球クリームはベタつくのが気になるな・・・
このような飼い主さんには、市販の肉球クリームをおすすめします。
わが家の愛犬がいつも愛用しているおすすめの肉球クリームがこちらです。
日本製で安心の「パナズー・パウケアクリーム」
アロエベラとヒアルロン酸配合のベタつかない高品質のジェルクリームです。
>>>おすすめ! パナズー・パウケアクリーム(Pana-ZooPawCareCream)
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犬の肉球ケアのカサカサを防ぐお手入れ方法とトラブル対策/おすすめクリーム:まとめ
今回は【犬の肉球ケア】カサカサを防ぐお手入れ方法とトラブル対策/おすすめクリームについてお届けしました。
愛犬の肉球を大切にすることは、健康と長寿への第一歩です。
毎日のケアで、足取り軽やかな毎日を支えていきましょう。
この記事のポイント
- 肉球は衝撃吸収・温度調整・滑り防止など、重要な役割を果たしている
- 散歩後の洗浄と、肉球周りの毛のカットが基本のケア
- 乾燥や火傷など、見逃しがちなトラブルに注意
- 肉球クリームでの保湿ケアについて
- わが家の手作り肉球クリームのオリジナルレシピ
- 市販のおすすめ肉球クリームは「パナズー・パウケアクリーム」
肉球ケアは愛犬のQOLを高めることにもつながりますので、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてください。

当ブログは犬の飼い主さんの疑問やお悩みを解決する情報を発信しています!
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